尿路感染症(膀胱炎など)|木津川市木津駅の内科・循環器内科|つつみクリニック

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尿路感染症(膀胱炎など)

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尿路感染症(膀胱炎など)

当院に、<おしっこをするときに痛くなる>あるいは<ここ数日尿に行きたくて行きたくて仕方ないし、血液も混じってきた>などといった症状で来院される方が多いです。これらの症状は、今からお話しするように膀胱炎であることが多いです。膀胱炎は、尿路(尿ができる腎臓→尿管→膀胱→尿道→体外に)感染症の一つであり、その事について、お話したいと思います。

膀胱炎は、単純性(若年の妊娠をしていない女性で尿路の形態異常がない方)と、複雑性(単純性以外:男性、妊婦の方、前立腺肥大や結石など)に分類されます。つまり複雑性とは、何らかの原因があって、膀胱炎になった場合のことを言い、原因への介入が必要となることが多いです。膀胱炎は一般的に、大腸菌などが、多くは体外から、尿道→膀胱といった風に尿の流れと逆方向に感染(図)していくことが多いです。そのため、尿道の短い女性は、男性よりも感染しやすい(65歳まで)と言われています。

膀胱炎の診断は、

  1. 先ほど述べた症状があること
  2. 患者さんの既往歴(一度膀胱炎になった人は再度なりやすいと言われています)やADL、衛生状態などの聴取
  3. 尿検査

で判断します。尿検査では、亜硝酸塩というものと、尿中白血球の値を診て症状等踏まえ、膀胱炎の診断とします。

しかし、状態悪化すると(図)にあるように腎盂腎炎にまで移行することもあります。膀胱炎の状態では、頻尿や血尿で内服抗生剤の治療で済むことが多いのですが、腎盂腎炎までこじらせてしまうと、発熱や全身倦怠感が出現し、抗生剤もより強いものが必要で入院加療を必要とします。程度によりますが、血液まで細菌が移行してしまうこともあり、長期間の点滴抗生剤投与を必要とすることが多いです。

膀胱炎状態の治療としては、一般的に水分をしっかりとっていただくことはもちろん、抗生剤の投与(®ホスミシン、®オーグメンチンなど)を行います。抗生剤投与を行わなかった場合には、数%は、先ほどお話しした腎盂腎炎に移行することがあるとの報告もありますので、当院では抗生剤を処方することが多いです。ただし難治性や複雑性膀胱炎の一部では、精査のできる病院(泌尿器科や内科)に紹介をしています。もし、急な排尿時の痛みや頻尿感が出現した際には、膀胱炎等の可能性もありますので、当院にご相談ください。

膀胱炎・腎盂腎炎のイラスト図

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