皆様の内科のイメージは、<手術をしなくて、お薬等で治療する診療科>というイメージではないでしょうか?ほぼその通りなのですが、辞書的には病気の本質や原因を明らかにして、治療をするという診療科です。実は、これが非常に難しいのです。なぜなら、病気の数は、星の数ほどありますし、どんどん診断にも最新の知見がでてきますし、治療法も多岐にわたるからです。それなら、最近ではAIという文明の力を借りれば、すべて解決できるのではないのかと思われるかもしれません。ある程度診断の手掛かりにはなるのですが、人間も一人ひとり違うため、症状が典型的とも限らず、内科医が総合的に診断し、治療を選択する必要があるのです。また、内科にはより細分化した循環器内科、糖尿病内科などの専門科があり、臓器や疾患によって専門が分かれていますが、ここでいう一般内科では、日常生活の中で比較的遭遇しやすい急性症状や慢性疾患の継続的な治療とマネージメントを行います。また、専門的で高度医療が必要と判断した場合には、専門の医療機関へご紹介し適切な治療を受けていただけるようにする役割を当院(かかりつけ医)の仕事です。以下に内科でよく見られる症状を挙げています。複数の症状が出ていて「何科を受診したらよいかわからない」といった場合など、お悩みの際はお気軽にご相談いただければと思います。
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